2009年10月05日
小川淳也さんへの4つの質問 「マロンの潮風radio9月号」

クレセラボス2009のご報告がまだできてないうちに、radioのご案内です。
マロンの潮風radio 9月号(収録が10月になっちゃいましたが)のお客様に、小川淳也さんに来ていただくことができました。
先の衆院選で民主党が圧勝して、政権交代が現実のものとなったこの機会に、小川さんに対して4つの質問を用意し、それに答えていただく形での番組構成となりました。
こちらより、番組をクリックして、お聞きください♪
小川さんにお送りした質問は以下のとおりです。
この番組は、テープ起こしして、次号の「常磐通信」にも掲載予定です。
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選挙によって政権交代という状況になりました。
とりあえず新しい形になるための一歩は踏み出せたのだと思います。
しかし、本来の二大政党制と言えるには、民主党の中身(選挙互助組織のような)を見るだけでも ほど遠いことが想像できます。
まだまだ世界の中の日本、国民のための政治に純粋に邁進するには様々な政局を乗り越えていくことになるのでしょう。
1 選挙とは、どうあるべきでしょうか?
有権者が監視、評価、判断、意思表示するための手段、チェック機能としての仕組み。
当選者からすると、評価、判断、チェックされる仕組み。
これが一番重要な役割なのではないでしょうか?
ともすれば、 贔屓する政党、又は政治家を応援すること、支持者という組織をつくるための活動になっているように感じます。
「応援して下さい」ではなく、「評価して下さい」という選挙活動になるべきでしょう。
小沢さんの得意なドブ板選挙は、確かに政界の中の権力闘争には必要な時代もあったのでしょう。
しかし、この支持者組織づくり選挙が全ての政局の温床になっているのではないでしょうか。
こんな選挙を続ける限り、権力闘争を主とした政局に振り回される気がします。
権力がなくては確かに何もできないでしょう。
ただ、目的のための手段は非常に重要で、手段の積み重ねが目的につながる方がいいのでは。
結局我々がちゃんと評価するには公明正大なしっかりした情報、判断材料の開示が必要です。
ただ、現状の日本のメディアでは、望むべくもなく、これもまたほど遠い気がします。
単一民族であり、御上依存型で、和をもって良しとする国民性であり、実は共産主義的な方が向いているこの国で、どうすればいいの でしょう?
2 核兵器保有、アメリカとの関係をどうしますか?
「戦争をしません」「武器も持ちません」「核も持ちません」 と、言いながら何かあればアメリカが変わりに武器を持ち、核を持って戦うぞ、と、言っている我が国。
それは戦争もするし、武器も持っているし、核も持っている、 という事でしょう。
アメリカの経済を下支えするための外需重視の、今の日本の経済を、内需重視の持続可能な自給自足型、身の丈の経済へと変える事はできるのでしょうか?
アジアの中の日本、世界の中の日本、そしてアメリカとの関係。
敗戦後60年以上、アメリカの占領政策の中で良くも悪くも暮らしてきた私たち、それ以外の暮らしを知らない人達が大半となった今、本来の日本のあるべき姿、 というよりは、新しい本来の日本の姿を築くしかないような気がします。
どんな方法で、どんな順序で、どんな速度で、どんな姿になるのでしょう?
3 小豆島 内海ダムはどうしますか?
税金の再配分、公共事業という仕組みが今までの日本の経済の下支えをしてきたことは事実で、その仕組みの中で生計をたててきた末端の人達が大勢いる中で、そのハシゴを外すにはどんな方法がありますか?
4官僚対策の秘策はありますか?
良くも悪くも国の運営実務を背負ってきた人達の、驕ったプライドや既得権を、本来の公僕としての純粋な誇りと使命感に戻すにはどうしたらいいのでしょう?
Posted by マロンアルファー at 16:27│Comments(3)
│tokiwa radio step
この記事へのコメント
民主党は、いつ国会を開いて仕事を始めてくれるのか?を聞いてほしかったですね
Posted by くるみ at 2009年10月06日 00:07
東大だよね~イケメンだし^^
Posted by シネマ大好き娘 at 2009年10月06日 04:58
くるみ
今月末らしいですね。
シネマ
しかも、顔小さかったし。
今月末らしいですね。
シネマ
しかも、顔小さかったし。
Posted by マロンアルファー
at 2009年10月08日 17:40
