マロンの冒険

遥か昔ですが、

冬から春、春から夏にかけて、つらい恋をしていた時があります。

考えたり泣いたりしながら乗り越えた経験によって、自分をちょっとだけ「練る」ことができたのではないかと思ってます。

そのときに書いた川柳をここで披露してみようと思います。

共感してもらえる句がひとつでもあれば幸いです。 （我ながらネバゲナ句満載です<(_"_)>）

毎日息ができないくらい苦しかったけれど、また、あんな苦しい恋がしてみたい。。。なんてちょっとＭですね！
毎日ドキドキきゅんきゅんすることが何より自分を磨いてくれたような気がするんですよね～（トオイメ）





一つだけ言えることは、つらい経験（恋を含む）は、句を濫造するエネルギーとなるってこと。


○夢うつつ　恋する人は　傍にいる
○迷わずに　黙って待って　好きでいる
○天恵か天罰なのか恋に堕つ
○罪人は恋の魔力に抗えぬ
○未来なき恋を選んでどこへ行く
○春の宵信じて抱く薔薇水晶
○情念を　隠し持ってる　蒼い石
○しあわせの　切符を置いて　闇駆ける
○逢いたいと思われたくてただ磨く
○ポジティブと背伸びに疲れよく眠る
○好きでいる逃げずに素直でここでいる
○悪い恋断ち切りたくて聖書解く
○救おうとしてくれた人斬って春
○蝉時雨　あなたのとこへは　帰らない
○つり橋を幸せなまま歩けない
○切なさが詩をピカピカに研磨する
○海深く沈めたはずの恋衣
○どうすれば大好きな人色褪せる
○八方を塞がれ恋に絡まれる
○這い上がる　力も尽きて　恋の淵
○みなみ風苦しい恋の水ゆるむ
○切なさと逢いたさ時よ運び出せ
○恋災未来も愛も破壊する
○心中と　いう美しい　文字の意味
○つらい恋疲れたらただ眠りなさい
○銀反射　あなたをとても　好きだった
○あの恋は　天恵だったと　目を閉じる
○切なさに　磨いてもらい　顔あげる
○辛い恋　鱗をみんな　そぎ落とす
○奪われた　心を探す　春の海
○花吹雪　一緒に我も　舞い落ちる



最終句：　○眩しくて　あなたの輪郭　つかめない