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2011年03月21日

血屋敷井戸義捐金茶会ご報告(内容更新3月22日午後)

このブログで告知いたしました、20日開催の、血屋敷井戸義捐金茶会について、お約束により、これよりご報告申し上げます。

まずは義捐金と寄付してくださった人の情報から。

★義捐茶(抹茶、コーヒー、ハーブティ)  売り上げ金 49,500円が集まりました。

★義捐金は、以下の方々のご芳志により  124,730円が集まりました。
小川将信さま 10口
石川由美さま  1口
蓮井愛渚さま
蓮井里渚さま
木村美香さま
武井伊織さま
前田 侑さま 2口
赤松未枝子さま 2口
橋本卓也 1口
岸 達也さま 3口
牟礼し(糸糸)津子さま
高橋司枝さま 
御城俊宏さま 10口
小川 凛さま
野崎千恵さま 5口
別所治親さま
別所千尋さま
蓮井隼介さま
新和開発さま 10口
香川がん患者おしゃべり会さま 5口
ノイリー・プラットさま 1口
高地正人さま 1口
池田靖夫さま 1口
増田裕司さま 3口
多田裕彦さま 5口
たみ家さま 1口
金澤賢治さま 5口
ペンペンさま 3口(追加義捐金)

受付順、56名(匿名希望の方を含む)


★ご協力いただいた方々
宗家くつわ堂さま(瓦せんべい)
原ヲビヤ園さま(茶碗、水屋道具一式貸与、義捐金)
三友堂さま(机貸し出し、お菓子割引)
フェアトレードコーヒーhalqaさま(コーヒー豆1キロ)
中條文化振興財団さま(銘銘盆貸与)
セカンドステージ薮内さま(差し入れシフォンケーキ)
NHK高松放送局さま(事前告知・取材・ニュース)
杉ノ内由紀さま(取材・事前告知・四国4局ネットラジオ番組での紹介)





★★義捐茶売り上げ+義捐金=174,230円

★★★
当日サポートしてくれた人たち
@るいまま組
 るいまま(準備・会場設営・種々声かけ)
 るみるみ(会場設営・コーヒーミルレスキュー)
 みっけ(義援金受付・街頭よびかけ)
 ぴよ旦那(カフェ道具提供・コーヒーブース担当・シフォンケーキ提供)
 ぽんた(会場設営・義援金受付)
 GONBE(お抹茶ブース支援)
 さっち(会場設営・街頭よびかけ・報道支援)
 ぴよ(会場片付け・告知支援)
 かいと(会場設営・接待)
 みっち(水支援)
 姫(水支援)
@オリーブガイナーズ
 じゅんじゅん(カフェブース支援・接待)
@エールみらい
 てるちゃん(オリーブの木提供、看板用コンパネ調達、ハーブティ寄付、お菓子寄付誘致、水支援)
 てるちゃん相方(同上)
@あしたさぬき
 となきち(街頭での呼びかけ・水支援)
 くりす(水支援)
 UDマン(エール)
@デューク更家公認ウォーキングスタイリスト
 ほのきち(街頭での呼びかけ・井戸ガイド補助・水支援)
@高畠守徹武者小路千家社中
 川西洋子(井戸ガイド補助)
 原ヲビヤ園(準備)
@せとちとせとら
 せとちとせ(凱旋ライブ)



関わってくれたみなさんの思いがいっぱいつまった、174,230円を持って、明日(本日)四国新聞(日本赤十字社)に行って寄付手続きをしてまいります。



なお、
血屋敷井戸の詳細については、この井戸の復元に情熱を注ぎ続けらている築港万次郎さんのこちらのHPをご参照ください。
また、小説源内コードには、この血屋敷井戸にまつわるエピソードが鏤められています。是非ご一読を!

生駒家の家紋と築城の天才といわれた黒田如水の家紋の刻まれた石が組み込まれた「血屋敷井戸」。

この井戸の命名の理由や、井戸の存在理由等には、諸説あると思います。
このHPで紹介されている築港万さんの説には、「ええっ?」と驚くようなことや、「飛躍しすぎでは?」と感じる部分がいくつかあります。

が、私は、一度壊されてバラバラの石になっていた血屋敷井戸の復元が高松のまちを幸せにすると信じて、壊された井戸の復元への説得作業に人生の多くの時間を捧げている築港万さんの説を尊重し、讃岐のまちと民を災いから守るためにこの井戸を作った生駒親正候の、この大切な遺跡の御霊が喜ぶことに、これからも井戸を活用していきたいと思っています。


今回、告知から始まって、準備、当日不足品調達、受付、お茶点て、茶碗洗い、コーヒー、ハーブティ、お菓子調達、お茶調達などを支えてくださった皆さんのこと、また、本日の様子については、るいままとしての365日に詳しく紹介していただいていますので、ご参照ください。


実は、この井戸の復元が完了した3月13日(日)に、築港万さんの依頼で、中條財団のゴッドマザーと、武者小路千家のお茶の普及に尽力されている三友堂社長の大内さんのご協力を得て、井戸の復元を記念した供茶および記念茶会を実施しました。

供茶が無事終わった後、地震の報道で、テレビで町の半分の人たちが津波でいなくなってしまったところの町長さんが、被災時の様子を生々しく話された後、「何か全国のみなさんにおっしゃりたいことは?」と聞かれ、「とにかく、水と食料を・・・」と言いかけて、それまでは気丈にお話していたのに、言葉が詰まって後が続かなくなってしまった映像を見て涙が込み上げました。そして、自分にいったいなにができるんだろうと、考え始めました。

復元記念供茶でいただいた水屋見舞の15000円を義捐金に寄付しようかと考えたけれど、もうちょっと考えて、せっかくなら、東北の人たちを助けたいと思っている高松市民はほかにもいるんじゃないか、そんな人たちと、応援したい気持ちをわかちあえる方法があるんじゃないかと思い、ここまで考えたときにに、「義捐金茶会」を思いつきました。

いただいた15000円を原資にして、お茶とお菓子を買って、あの井戸でお茶を点て、お客さまからは500円をいただいて、その売上金を寄付しようと。15000円から少しでも増えてたらいいなと。

お茶というのは、不思議な役割があって、人を「あ、お茶飲みに行こう」と動かす原動力にもなるし、人と人をつなげる触媒にもなる、疲れた人を慰める一塊の暖にもなります。どうか、「お茶」が、被災した人が、明日からちょっとでも笑っていられる、日本中のみんなが応援していることを知って勇気を持ってもらえる媒体になりますように、と願って、20日の井戸の使用許可をもらって、水曜日に実施を決めました。

思いついたときには、誰にも手伝いを頼んでいなかったので、私がお茶を点てて、築港万さんにお茶碗洗いを手伝ってもらって、井戸の説明をしたり、、お菓子とのセットはセルフで、、なんてこじんまりした「茶会」を想定していました。

そして、自分の周りの人に少しずつメールをしました。

ところが、これをキャッチしたるいままがすかさず反応してくれて、まず「いくよ」「手伝いはおるん?」「ストーブはあるん?」というメールから始まって、あっという間にあのギガ拡散装置で紹介してくれました。メールで少しずつ案内を送った翌日にはすでにNHKさんやFMの取材があり、言い出した私があたふたと取り残され感を感じるほと、それは、精力的なものでした。

貴重な日曜日を茶会に使ってくださった善意の人100人と、義捐金や義捐品をくださった56人(武者小路千家高畠先生社中の方を多く含む)と、長時間立ちっぱなしで茶会を手伝ってくれた10人以上の人、そして、せとちとせさんの魂の歌のお陰で、この、あえておどろおどろしい名前がつけられた血屋敷井戸跡が、とても暖かな、光が溢れるような、ずっと座っていたい、気持ちのいい気がぐんぐん回っているような場所に戻ったと感じました。




ここに、今回茶会に関わってくれた、すべての方に、心から、感謝します。

ありがとうございました。




血屋敷井戸義捐金茶会ご報告(内容更新3月22日午後)
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Posted by マロンアルファー at 02:03│Comments(3)茶の湯
この記事へのコメント
お疲れ様~。
ステキやわ。
Posted by ももいろどんぐり at 2011年03月21日 05:08
おはようございます。
構想から短期間で、すごい企画でしたね。
せとちとせさんの歌は予想以上でした。
Posted by たみ家 at 2011年03月21日 06:32
マロンさん、おつかれさまでした!
参加できてよかったです。

ところで、協力のところで私の名前を出して下さってありがとうございます。
が、「FMたかまつD」ではございません。。。
関係者から質問を受けましたので、別に気にしてないんですけど~、可能ならば訂正をお願いします。細かいことで本当にすみません・・・。

これからも支援イベントがあれば頑張って下さい!
Posted by ゆっち at 2011年03月22日 15:30
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